THE BEATLESの「ゲット・バック・セッション」と、伝説のラスト・ライブ「ルーフトップ・コンサート」を収めた長編3部作のドキュメンタリー映画「GET BACK」。
まだ視聴されていない方のために、視聴方法と見どころを解説します!
THE BEATLES 映画「GET BACK」の視聴方法
「ザ・ビートルズ:Get Back」|特別映像|Disney+ (ディズニープラス)Get Back メイキング
「GET BACK」は2021年11月からDisney+(ディズニープラス)が独占で配信を開始しています。他のAmazon primeやHulu、Netflixなどのサブスクリプションサービスでは視聴できませんので、ご注意ください。
ディズニープラスの利用料金
利用料金は以下の通りで、契約後はいつでも解約が可能です。
月額費:990円(税込)/ 年会費:9,900円(税込)
ディズニープラスは「こちら」の新規入会からお申込みください。
ディズニープラスでは、無料試聴期間は設定されていません。(2022年2月時点)
また、ドコモ経由で入会するかホームページ・各種アプリから入会するかによって料金の計算方法に違いがあります。
ドコモ経由で入会した場合:初回月は日割り計算、翌月からは1日〜月末で990円/月が発生
ホームページ・各種アプリから入会した場合:
毎月、入会日と同じ日付で990円/月が発生
例)2月15日契約の場合、3月15日に新たに990円が請求される
Apple App Storeから入会の場合のみ、月額1,000円(税込)
解約後はいつまで視聴が可能?
解約後の視聴が可能な期間にも、ドコモとホームページ・各種アプリ経由の会員とでシステムが異なります。
ドコモ経由で入会した場合:解約した時点で視聴が不可になります。
ホームページ・各種アプリから入会した場合:契約期間終了まで視聴が可能。
例)2月15日契約、2月20日解約の場合→3月15日まで視聴可能
ですので、ドコモから入会した方は月末の解約をおすすめします。
配信の期間はいつまで?
2022年2月の時点では、配信終了の予定はありません。
配信が開始した当初、2021年11月25日、26日、27日の3日間に渡り放送されたため、「その後は観られないのでは?」と焦って契約した方も多数いました。しかし、ディズニープラスに契約後はいつでも視聴が可能です。
今後のDVD発売や劇場公開予定は?
日本版DVDとブルーレイは2022年4月20日に発売が予定されており、タワーレコードやHMV、Amazonなど各サイトで予約を受付中です。
国内版は3枚組の特別ケース仕様で、それぞれのメンバーのアートカードセット(計4枚)日本語解説が封入されています。
「ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray/DVD コレクターズ・セット」販売サイト
・タワーレコードは「こちら」
・HMVは「こちら」
長編3部作としての劇場公開の予定は、現時点ではありません。
2022年2月9日から13日の期間限定で、映画の3部後半の「ルーフトップ・コンサート」の様子だけが全国のIMAXで公開され話題となりました。
そもそもなぜ配信になったのか?
もともとは、2020年9月に約2時間半の劇場公開映画として全米で公開される予定だった本作。しかし、ロックダウンの影響で公開が1年延期を余儀なくされました。
監督ピーター・ジャクソンをはじめとする製作陣は、時間に余裕ができたことで貴重なシーンを再発見、編集を続けます。そして、57時間以上の未発表映像と150時間以上の未発表音源を3部作にまとめました。
完成した映画は7時間48分の長編になり、劇場での放映は難しいため配信へと方向転換されたのです。
THE BEATLES 映画「GET BACK」の概要
監督:ピーター・ジャクソン
原題:The Beatles: Get Back
2021年製作/イギリス・ニュージーランド・アメリカ合作
映画は1969年1月2日から31日までの約1カ月(実質21日間)に及びトゥイッケナム・スタジオでの「ゲット・バックセッション」の様子と、ノーカット完全版で解禁の「ルーフトップ・コンサート」の映像とで構成されています。
監督は「ロード・オブ・ザ・リング」でメガホンをとった、ピーター・ジャクソン。
自身もビートルズファンである彼は、お蔵入りしていた未発表映像を観て「自分の抱いていたビートルズ解散前のイメージとは違う」と感じ「ありのままの彼らを伝えたい」と自ら監督に挙手したといいます。
THE BEATLES 映画「GET BACK」の見どころ
最新技術による映像と音の復元
The Beatles: Get Back | Official Trailer | Disney+
最新技術により生まれ変わった映像と音源の復元により、当時の様子がより臨場感を持って体感できます。まるでその場に居合わせているような感覚にもなる、体験型ドキュメンタリーエンターテインメントです。
これまでの定説を覆す4人の姿
これまでの定説では「ゲット・バック・セッション」がTHE BEATLES解散のきっかけのようにいわれていました。それは、1970年公開のドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」でメンバーの不穏な場面のみが切り取られた結果だといえます。
本作では偏見が挟まれないよう、時に冗談を言いながら笑顔を交わし、意見をぶつけ合う4人のありのままの姿を映し出しています。
名曲誕生の歴史的瞬間に立ち会える
「GET BACK」や「LET IT BE」をはじめとする名曲が、ひとつの楽器とハミングからメンバーに伝えられ、徐々に肉付けされていく過程は音楽史上においても貴重な映像です。
伝説のルーフトップ・コンサートが完全版で観られる
監督の秀逸な編集によりライブの様子と、突然ビル屋上から聞こえてくる爆音に対する警官と市民の反応が同時に観られ、とても興味深く見どころ満載!
まとめ
映画「GET BACK」は長尺すぎて観るのが大変だと思われるかもしれませんが、配信なのでいつでも好きな場面をチョイスして観られます。
貴重な音楽資料としても評価の高い本作は、すべての音楽ファンに観ていただきたいおすすめの映画です。