Webライターとして稼ぎたい場合はどこで仕事を探せばいいのでしょう?
未経験でもWebライターに応募して採用されるのかな?
クラウドソーシングを利用してきたけど、直接契約できないかな?
Webライターになりたい方、もしくはWebライターとして活動されている方は、こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、Webライターとして一歩踏み込んだ案件を獲得するため、Webライターの求人や応募時の注意点について詳しく紹介します。では、さっそく見ていきましょう!
Webライティングの種類を解説
Webライターの求人には、初心者でも取り組みやすいものから専門知識・スキルを必要とするものまで、さまざまなジャンルの募集があります。ここでは、主な4種類についてそれぞれ解説します。
①コラム・エッセイ
コラムは、新聞や雑誌などの決まったスペースに載せるもので特定のテーマについて端的に批評します。エッセイも内容は似ていますが、コラムよりも比較的自由な執筆ができますし形式も特に決まりはありません。
②インタビュー・取材記事
テーマの対象となる人物や企業にインタビュー取材を行い記事にまとめます。ライティング技術だけでなく、ヒアリングの対応力などのスキルも必要です。ライターが取材からインタビューまで行う場合と、記録された音声をライターが文字起こしをすることもあります。
③セールス・広告
商品やサービスを売るための紹介記事や、ランディングページ(検索結果・広告経由でアクセスするページ)を執筆します。SEOライティングやコピーライティングスキルが最も求められる分野です。家電・美容・金融など幅広いジャンルを手掛けるため、初心者でも参入しやすいと思います。
④シナリオ・脚本
近年、案件数の増加を見せているのが、YouTubeのシナリオや構成等を作成するシナリオライターです。全体のストーリーに合わせて、ナレーションやセリフを書き起こします。案件によっては、映像や効果音をライターが指示するケースも。
Webライターの求人はどこで探す?
Webライターとして仕事を得るにはいくつかの方法があります。初心者から直接契約をしたい方まで、ぜひ参考にしてください。
初心者はクラウドソーシングがおすすめ
ライター未経験で求人を探したいなら、「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトがおすすめです。初心者でも応募できる案件が多数用意されており、案件をこなしクライアントから評価が付けば、ライターとしての実績にもなるでしょう。
デメリットは案件ごとに、報酬の20%程度を手数料として引かれる点ですね。とはいえ、報酬の仮払いができたり契約書の手続き等が不要だったりという魅力もあるので、利用し続けているベテランライターもいます。
Webライターとして直接契約するには
クラウドソーシングで実績を積んだのでより安定した収入を得たい! または手数料が発生しない形態で案件を受注したいという方は、直接契約で案件を獲得しましょう。直接契約は収入面のメリットだけでなく、ライターとしてのステップアップが期待できます。具体的な方法について見ていきましょう。
①求人サイト
「Indeed」「Wantedly」「タウンワーク」などの求人サイトでは、アルバイト・契約社員・業務委託等でのWebライターを募集しています。「在宅OK」や「完全在宅」と記載されている求人が多いので、リモートを希望する方も安心です。未経験者歓迎の求人もありますが、採用率を上げたいならある程度経験を積んでからの応募がおすすめ。
②SNS
TwitterやInstagramで「Webライター 募集」と検索すると、該当の投稿が見つかります。Webメディア企業や編集者をフォローしておけば、投稿時の募集を見つけやすいでしょう。また、自身のアカウントで実績を公開したり、日々投稿を続けていれば、発注者側から依頼の連絡が来るケースもあります。
③Webメディアへ応募
普段自分がよく閲覧しているメディアで、Webライターを募集しているかもしれません。もしどうしても執筆したいメディアがあれば、募集要項を確認したり直接問い合わせたりしてみましょう。ただし、経験者優遇が一般的であるため未経験者にはハードルが高いといえます。
④人脈を利用する
意外に見落としがちなのが、知り合いに紹介してもらう、もしくは知り合いに営業をかける方法です。知人・友人・親戚等の会社でライターを募集していないか、一度確かめてみるといいでしょう。また、ライター募集について伝えておけば、ライターが不足したときなど優先的に案件をもらえる可能性があります。
求人へ応募するときの注意点
ここでは、Webライターの求人へ応募する際の注意点を解説します。ぜひ実践してみてください。
営業力を高める
ライティング力に自信があっても、採用側に雇う価値を伝えられなければ意味がありません。クライアントのニーズを正しく把握したうえで、自分を採用した場合どんなメリットがあるのか応募する際に考えておきましょう。また「初心者」「経験が浅い」などのアピールは、マイナスポイントになりやすいので注意してください。
ポートフォリオを用意しておく
自分の実績を具体的に提示するためには、ポートフォリオの準備が必須です。特に直接契約では、ポートフォリオ提出を要求される機会が多くあります。実績として記載できる記事のほか、ライターとしての強みや得意ジャンル、仕事に対する心構えなどを記載しましょう。また応募先に合わせて、内容を適度に調整するのがおすすめです。
ポートフォリオの作成方法については、こちらをご覧ください。
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直接契約は執筆以外の知識も必要
直接契約では、契約書・請求書等の事務作業、新規案件獲得の営業・提案など、執筆以外に必要な業務もすべて自分で管理します。また、報酬未払いや著作権侵害などのトラブルを防ぐためにも、契約や著作権に関する最低限の知識を押さえておくと安心です。もし秘密保持契約(NDA)の締結を求められた場合は、情報漏洩対策を徹底してください。
得意分野を極めると将来強い武器に
初めは未経験のジャンルでも、継続して執筆するうちに知識が増え、その分野に詳しくなるでしょう。「美容ライター」「不動産ライター」「ビジネス系ライター」などの特化型ライターになれば、その分野での執筆依頼が舞い込んでくる可能性も十分にあります。自分の強みを明確にしてクオリティの高い記事が書けるようになれば、高単価の仕事を安定的に受注するのも夢ではありません。
まとめ
未経験や初心者のWebライターは、まずノウハウや実績が得られそうな求人を選んでみましょう。
ある程度ライターとしての経験を積んだら、安定収入や仕事のレベルアップを図るためにも、直接契約を目指してみてはいかがでしょうか。