「Webライターはリサーチが命」現役が調べ方のコツを伝授

Webライターが、価値ある記事を執筆するのに欠かせないのがリサーチ。しかしながら本格的な執筆経験がなく、どのようにリサーチを進めて良いのか分からない方も多いのではないでしょうか? リサーチ方法を誤ると記事品質の低下を招き、執筆に余計な時間がかかりすぎてしまう恐れも。

この記事では、Webライターがリサーチするときの正しい手順やコツを詳しく紹介します。また、参考記事の信頼性についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

リサーチの重要性

リサーチするときは、ただ調べたい情報を検索するのではなく、下記の項目を意識しながら取り組みましょう。

記事の品質が上がる

Webライティングでは、読者が求める情報を的確に提供する必要があります。もし自分の思い込みで執筆しようとすると、的外れになったり主観的な内容になりかねません。リサーチを徹底し、根拠に基づいた文章を追求することで記事の信頼性がグンとアップします。

また、Googleではユーザーの利便性を重要視しているため、読者に分かりやすい品質が不可欠と言えるでしょう。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

出典:Google が掲げる 10 の事実

執筆時間を短縮できる

リサーチが不十分だと、情報を探しながら執筆する状況に陥り、時間を無駄にする可能性があります。しかし、リサーチに時間をかけ執筆の要点を整理しておけば、結果的に執筆時間の短縮につながります。

自分が詳しい分野であれば別ですが、執筆をよりスピーディーに進めたければ丁寧なリサーチを心掛けましょう。

報酬アップが見込める

特定の専門分野(金融・法律・医療等)に関しては、しっかりリサーチして執筆できるライターは多くありません。そのため、企業側は高い報酬を払ってでも、重要なリサーチができるライターに執筆を依頼します。

深いリサーチが必要ない記事は多くの人が執筆できるため、数をこなしても収入アップはあまり望めません。リサーチを極めることは、より多くの報酬を得るチャンスにつながります。

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リサーチの手順

オフィスの無料写真

それでは、キーワードを基にしたリサーチの手順を解説します。なおリサーチは、利用者が多く便利な拡張機能も豊富なブラウザ「Google Chrome」の使用を推奨します。

リサーチする前に確認すべきこと

Webライターとして案件を受けたら、クライアントから渡されたマニュアルや指示書等をしっかり確認してください。中にはリサーチの手順が記載されていたり、参考記事が提示されていたりといったケースがあります。

もし参考記事があったらよく読み込み、足りない情報を補ったり、その内容以上のクオリティに仕上げたりなどを意識しながら、リサーチを進めましょう。

キーワードを検索する

まずは記事のキーワードをGoogleで検索し、1ページ目から表示されている上位10記事に目を通します。検索1ページ目は読者満足度が高い記事で構成されているため、クオリティを上げるための情報収集には欠かせません。

こんの
httpsの左に「広告」の表記があるものは、費用を負担して掲載されているリスティング広告です。これらは質の高い記事とは限らないので、参考にする必要はありません。

なお、検索時はGoogle Chromeの「シークレットモード(シークレットウインドウ)」を利用しましょう。

シークレットモードとは

Googleではユーザーの興味や行動を検索結果に反映させるため、通常検索では普段のアクセス履歴を基にした最適なページを上位表示させます。シークレットモードでの検索はこの仕組みを無効化させ、検索履歴を残さず正確な検索順位を調べられる機能です。

上位記事から、キーワードに関してどんな読者がどのような課題を抱え、そして何を求めているのかが分かります。より深堀りしたい内容があったら、該当箇所をさらにリサーチしてみてください。

上位記事のリサーチが済んだら「サジェストワード」と「関連キーワード」もチェックしておきましょう。これらは、メインキーワードに関して読者が興味を示している項目なので、記事に取り込めば読者のニーズをより満たせます。

  • サジェストワード:検索窓へキーワードを入力したとき、自動的に表示される検索候補
  • 関連キーワード:検索後にページの一番下へ表示される、関連性が高いワード
こんの
読者は検索ですぐに解決できなかった場合、サジェストワードや関連キーワードから答えを探そうとします。記事を上位表示させるためには、読者のニーズに応えるコンテンツ作りが重要です。

信頼性が高い情報源を優先しよう

リサーチではできるだけ一次情報(公的機関)から情報を集めてください。一次情報は実際に調査や実験が行われたり、書き手が直接体験したりした内容なので、信頼性に優れています。

参考

【一次情報の例】

  • 厚生労働省
  • 総務省
  • 経済産業省
  • 金融庁
  • 国税庁

一次情報が確認できない場合は、準公的機関(財団法人・医療法人・社団法人等)、実績のある専門家・有資格者監修の記事、業界で知名度のある企業サイトなどを参考にします。

なお、健康・法律・金融などのジャンルを扱う場合は、特に高い信頼性や正確性が求められるため、可能な限り一次情報を情報源としてください。

信頼性が高い情報源の検索方法

  • キーワード+go.jp(公的機関)
  • キーワード+or.jp(非営利法人)
  • 「厚生労働省」「金融庁」「団体」などの単語を組み合わせて検索する
  • キーワード+filetype:pdf(公的文書は「PDFファイル」が多いためPDF形式のファイルを指定して検索する)

リサーチを効率よく進めるコツ

白い開いた本の近くにある MacBook Pro

ここでは、リサーチをよりスムーズに行うためのコツを解説します。どれも手軽に実践できるので、ぜひ参考にしてください。

ツールを活用する

例えば、下記のようなツールなども活用すると、リサーチの時間短縮や作業効率アップが期待できます。

無料のキーワードリサーチ「ラッコキーワード」

ラッコキーワード

サジェストキーワード・共起語(特定のキーワードと同時によく使われる単語)の確認や、上位記事の見出し抽出ができます。

タブの乱雑さを軽減する「OneTab」

OneTab

複数のタブをリスト化してひとまとめにでき、また一括で元の状態に戻せます。

SNSやQ&Aサイト

Twitter」「Instagram」「YouTube」「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」などで検索すると、読者の悩みや求めている情報が明確になります。

分野ごとに情報をまとめておく

執筆経験のある分野について、同じ内容を何度もリサーチするのは非効率です。調べた内容を次回以降も引き出せるよう、分野や案件ごとにリサーチした情報をまとめておきましょう。自分の中で情報が増えていけば徐々にリサーチの手間が減り、別の作業に時間を費やせます。

こんの
筆者はGoogleドキュメントに情報をまとめています。自動保存されるのでバックアップの必要がなく、またスマホでの編集も可能なので便利です。

本を読む

時間に余裕があるのなら、執筆する分野の本を読んでおくのも有効な手段です。インターネットの情報は手軽に入手できる分、誤った内容である可能性も少なからずあります。一方で、本は著者や出版社を経由しているため、ある程度の信頼性が保証されています。

1冊の本を読むだけで膨大な量の情報が得られるので、今後のライター活動におけるリサーチ時間を一気に短縮できるでしょう。

自分の得意分野から始めるのもアリ

最初から慣れない分野を執筆しようとすると、リサーチだけで膨大な時間を費やすかもしれません。まずは自分が詳しい分野の執筆を選び、リサーチの負担が少ない状況から徐々に慣れていく方法もあります。

Webライターとして案件を多くこなしていけば、リサーチのスキルも向上します。ぜひリサーチを極めて、稼げるWebライターを目指してみてください。

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こんの

「◆提携ライター」 都内在住のフリーライター。趣味は映画・料理・美術・ジョギング。動物や自然が大好き。脱サラし現在はWebライター+配達業をやってます。ミニマリストな生き方を目指して奮闘中。