「高齢者にあたる年齢だけど猫と過ごしたい」「定年後は猫と暮らしたい」など、猫と一緒に暮らしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。家に猫を迎えると、癒されるのはもちろんですが楽しみも増えますよね。さらに健康効果も期待できます。
猫との生活による健康効果
- 規則正しい生活になる
- 幸せホルモンの分泌
- 話し相手ができる
- 五感への刺激
- 記憶力の向上
心身の健康を保つためにも猫を飼うのはおすすめです。しかし、高齢者ならではの注意点もありますので、ぜひ参考にしてください。
高齢者が猫を飼う注意点は4つ

注意点が4つありますので、さっそく見てみましょう。
高齢者が猫を飼うときの注意点
そもそも、猫を飼う場合1~3は必須です。高齢の方に特に注意していただきたいのが最後の4番目。それぞれの注意点を詳しく解説します。
絶対に完全室内で飼育する
猫を飼う場合は、絶対必ず完全室内飼育にしてください。放し飼いは、多くのトラブルを招きます。
猫の放し飼いで起こるトラブル
- 病気にかかる
- 行方不明になる
- 交通事故に遭う
- 近所迷惑になる
- 望まない妊娠をする
完全室内で飼育された家猫の平均寿命は14年程度ですが、外で過ごす野良猫の寿命はなんと! 2~3年。それほど、外の環境は猫にとって過酷なのです。猫に長生きしてもらうには絶対外に出してはいけません。

猫は広さよりも、自分のテリトリーの質が重要です。猫にとって快適な環境を用意してあげてください。
猫が快適に過ごせる室内環境は?
- 清潔なトイレ
- 上り下りができる場所
- お気に入りの爪とぎ
- 外が見える窓
最近は、猫トイレも進化しています。家で飼っていても臭いが気になりません。

近年は、猫による近所トラブルも多いです。敷地内で糞尿や植木鉢の破壊、鳴き声による騒音、他にも猫アレルギーの方なら猫被毛被害なども。飼い主にとってはかわいい猫ですが、なかには猫が苦手な方もいらっしゃいます。周囲への配慮も必要です。
無用なトラブルを防ぐためにも、完全室内飼育一択です!
自身の健康維持に努める

猫の飼い主になったら、最期まで世話をするのが飼い主の義務。ご自身の健康維持には、特にお気をつけください。
必ず避妊・去勢手術を!
猫に必ず必要なのが避妊・去勢手術です。必ず受けさせてください。手術を受ける時期と避妊手術にかかる費用相場、および発情期は以下の通りです。
・猫の避妊・去勢手術を受ける時期
生後6か月から初めての発情を迎える前が最も適しているといわれています。
不妊や去勢の手術を受ける時期は、生後6ヶ月頃、初めての発情期を迎える前が理想です。ほとんどの病院では、予防接種が終わっていること、ダニやノミ、お腹の寄生虫の駆除が終わっていることなどを条件としているため、発情期を迎えてから慌てないようにしましょう。子猫の健康診断や予防接種の際などに、動物病院で予め相談することをお勧めします。
猫の性別 | 費用相場 | 繁殖可能になる月齢(発情期) |
オス | 5,000〜20,000円 | 生後4~12か月 |
メス | 10,000〜40,000円 | 生後8~12か月 |
完全室内飼いでも避妊・去勢する必要があるのかニャ~?
起きて困ることは、未然に防ぐのが大事です。避妊・去勢手術を受けると、猫は健やかに過ごせます。
避妊・去勢手術のメリット
- 望まない妊娠を予防できる→多頭飼育崩壊を防ぐ
- 病気の予防になる
- 飼い主の世話が楽になる
- オスの場合、マーキングしなくなる
- オスの場合、メスをめぐる争いがなくなる
- オスの場合、大声を出さなくなる
- 脱走の防止になる
- 猫も飼い主もストレスが軽減する
避妊・去勢手術のデメリット
- 太りやすくなる
多頭飼育崩壊は悲惨です。猫はもちろん、飼い主や周囲の人も巻き込んで不幸になります。「病気でもないのに、手術を受けさせるのはちょっと……」と思われるかもしれません。しかし、猫飼育での避妊・去勢手術は今やかなり一般的。動物病院でも、日常的に行われています。お互いが健やかに過ごすためにも、飼い猫の避妊・去勢をしてください。
料金面や場所、評判など、あなたが納得する動物病院で避妊手術を!
自分の病気や死に備えておく

例えば、あなたが突然倒れたらどうしますか? どんなに気を付けても、病気や突然死は完全には避けられません。普段から万一を想定しておくことが大切です。あなたが猫の世話をできなくなったときに、猫まで不幸な境遇になるのは避けてください。
日常で意識するのは?
- 動物病院に相談しておく
- お世話をしてくれるペットシッターに登録しておく
- キャリーに入れられるようにしておく(※ただし、多くの猫は嫌がります)
- 孤立しない
世話ができなくなったら?
- 家族に世話を任せる
- 里親を探してくれるサービスを利用する
飼い猫について何でも相談できる動物病院、もしくはペットシッターを見つけてください。飼い猫の健康面だけでなく、あなたの事情(経済面・家族構成)を踏まえた相談ができればより理想的です。
猫ちゃんのお世話代行ならペットシッターサービス「セワクル」にお任せ!
猫はキャリーを嫌がる?

キャリーを嫌がるって、どういうことニャ~?
猫は自分がされた嫌なことは、びっくりするほど覚えてるんだよ~
キャリーに猫を入れるのって、本当に大変です。多くの猫が「キャリーに入る=動物病院(つまり、自分に嫌なことをしてくるところ)に連れて行く前触れ」と考えています。普段、人に触れられるのが比較的好きな猫でも、猫用キャリーを見れば血相を変えて逃げるほど。ぐうたら過ごす飼い猫だとしても、本気を出せば人間の3倍素早く動けます。猫がキャリーに慣れるのは難しいですが、あなたが猫をキャリーに入れられる方法を身に付けておきましょう。
孤立しないとは?

あなたに異変があった場合、早めに気付いてもらえるように、周囲との関わりは断たないようにしてください。あなたが孤立を防げば、万一の際にも猫を不幸にさせずにすみます。
孤立するとどうなる?
- 異変があったときに気付いてもらえない
- 孤独死の危険性が高まる
- ストレスが溜まる
孤立しないためには?
- 友人・知人・家族と交流する
- ご近所さんに挨拶をする
- 高齢者グループ活動に参加する
- 仕事をする
こういうのって、人間関係がわずらわしくて苦手だニャ~

猫と暮らすと、毎日が癒しと楽しみの連続です。それだけに、うっかりすると自分と猫だけの世界になります。猫は人間にかわいがられる達人です。餌をあげるときだけ寄ってくると思わせておきながら、飼い主が落ち込んでいると励ますようにすり寄ってくることも…… かわいい猫のためにも、まずあなたが孤立しないようにしてください。
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注意点を理解して猫と健やかな日々を送ろう!
猫の性格はいろいろ。人に構われるのが好きな猫もいれば、人に触られるのが苦手な猫もいます。しかし、どんな猫にも必ず必要なのは、快適な環境と健やかな生活です。猫を飼う場合の注意点を理解して、猫との健やかな生活をお楽しみください!