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「定年退職後にしてはいけないこと」は、この5つ

定年退職が近づいてきた方は、その後の生活がどうなるのか、経済面や健康面など不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

これまで仕事を頑張ってきた分、定年後は充実した楽しい生活を送りたいものです。

この記事では、定年後に充実した楽しい生活を送るために「定年退職後してはいけないこと」とは何なのか? また、実際に定年を迎えた方々が語る「定年前にやっておきたかったこと」などを紹介します。

「定年後やってはいけない十戒」とは?

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ソニーの元役員が出版した本の中に「定年後やってはいけない十戒」という記載があります。この元役員は、80歳を超えてもなお働き続けているそうです。十戒の内容は以下の通り。

定年後やってはいけない十戒

  1. 学校に行く
  2. 資格を取る
  3. 語学の勉強をする
  4. ジムに行く
  5. 葬式に行く
  6. 本を書く
  7. 勲章をもらう
  8. NPOに参加
  9. 会社を創る
  10. 勝負事をする

「学校・資格取得・語学の勉強・ジム・葬式に行く」などは費用がかかります。余計な出費を抑え、極力お金をかけないようにというニュアンスでしょう。

「勝負事をする」これは、勝負事にのめり込んでしまう人への戒めと考えられます。また「本を書く」「NPOに参加」「会社を創る」なども勝負事に近く、注意を促すような内容です。

7番目の「勲章をもらう」ですが、普通の人が勲章をもらうケースは、まずありません。ですので、これはかなり稀(まれ)なことだと思います。

編集部 T
編集部 T
全体的には、お金の無駄遣いはやめなさい! という十戒のようですね

しかし、本当にそうでしょうか? 筆者の個人的な意見としては、この十戒には一部疑問が残ります。無駄遣いではなく、自分のため、家族のための前向きな考えとして、学校・資格・語学・ジム・起業などは、チャレンジしても良いと思うのです。

人に迷惑をかけないのが重要

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あなたが「定年退職後にしてはいけないこと」って何かあるのでは? と不安になるのは、周囲の人に迷惑をかけるかも? という心理が根底にあるからではないでしょうか。もしそうでしたら、人に迷惑をかけない範囲であれば、定年退職後も自分のやりたいことを見つけて打ち込むべきだと筆者は考えます。

次に、特に迷惑をかけそうなことを3つピックアップしてみましたので見てみましょう。

①金銭面

経済的に困窮してしまい、万が一窃盗や詐欺などの犯罪を起こしてしまうと、多くの人に迷惑をかけます。犯罪とまではいかなくても、親戚や知り合いに金銭の援助を頼むと、やはり迷惑になりかねません。

②健康状態

仕事を辞めたことで生活習慣病をわずらったり、精神的に不安定になったりすると、家族や周りの人に負担をかけてしまいます。また、健康状態が不安定になってしまうと、ご自身も苦しい思いをするでしょう。

③生活関係

家族と同居している方でしたら退職後は1日中生活を共にします。もし生活スペースを占領してしまったり、状態を独断で変えてしまったりすると、迷惑をかける可能性が高くなります。

定年退職後、特に起きやすいトラブルが夫婦間での家事分担。夫はずっと家にいるのに何もせず、ストレスが溜まるという妻側の意見が多く見受けられます。見返りを求めず無償の愛で、仲良くお互いに支え合って生きていくことが大切ではないでしょうか。ほど良い距離を保ちながらも、必要な時に傍にいてあげたいものです。

定年退職した夫と暮らしている奥様の本音が聞ける動画を紹介します。

【シニアVlog】夫退職して1週間、毎日居るとうざ過ぎて息が詰まった件【アラ還】【シニアライフ】

5つの定年退職後にしてはいけないこと

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定年退職後もお金・健康・生活などを守っていくために、筆者が考える「定年後にしてはいけないこと」を5つ紹介します。

①年金だけに頼るのは危険

受け取れる年金額は人によって異なりますが、平均的なサラリーマンの場合は最低生活費程度しか受給できません。なお、夫婦2人とも会社員だったパターンでも、年金だけでゆとりのある老後生活が送れるとは言い難いのが実情です。不足分をパートやアルバイトで補うという考えも現実的ではないでしょうか。

年金受給額はねんきんネットで調べられるので、退職前に把握しておくと対策しやすいでしょう。また、住宅ローンが残っている場合は、退職前に完済しておくのがベストです。

年金以外の収入源を伝授している動画がありますので紹介します。

【老後】定年後の収入源は何がある?

②毎日なんとなく過ごすのはもったいない

退職後は時間ができるため、しばらくゆっくり過ごしたいという方もいるでしょう。しかし実際のところ、定年後の時間は働いていたときより長いケースもあるため、毎日なんとなく過ごすのは非常にもったいないと言えます。

(参考)

現役時代:22~65歳まで43年間働いた時間【8時間×250日×43年=8万6,000時間】

定年後:65~85歳まで20年間自由に使える時間【14時間×365日×20年=10万2,200時間】

退職後は、身体の衰えや認知機能低下を防ぐために趣味を持つことを強くおすすめします。心から楽しめる趣味を見つければ、老後の人生がより豊かになるだけではなく、趣味を通じて友人ができるかもしれません。

編集部 T
編集部 T
無料の体験レッスンや公開講座に参加するのもいいですね

定年後を満喫されている方が「定年退職後の趣味」について話している動画を紹介します。

第二の人生 定年後の過ごし方 定年後の趣味 一番のオススメは○○

③再就職にブランクを空けるのは要注意

定年後一息ついてから、また仕事を探そうとする方も少なくありません。しかし、もともと勤めていた会社での再雇用ならまだしも、60歳以上で新たな職探しは、かなり厳しいのが現実。さらに、退職してからブランクが空いてしまうと再就職はより困難になります。退職前に自分がどんな仕事に就けるのか調べておきましょう。

④過度な運動は危険

ランニングの無料写真

健康維持のため、定年後にジムへ通ったりランニングを始めたりする方もいます。確かに適度な運動は必要ですが、激しすぎる運動は怪我を引き起こすだけでなく、最悪の場合は命を落とす危険性も。

ウォーキング・スロージョギングなどであれば、高齢者でも身体への負担はわずかです。また今の時代は、高齢者向けの筋トレ・ストレッチなどの動画も数多く存在します。

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⑤趣味の延長での起業は要検討

自分の好きなことで収入を得たいからと、趣味の店を開きたいと考える方もいるかもしれません。例えば、カフェや飲食店など。実際、定年後に起業して成功している方はいますが、それは確かな経営のノウハウや入念な下準備があってこそのものです。

起業するには多額の資金が必要ですし、顧客獲得を継続しながら収入を安定させるには、相当な努力がともないます。もし定年後に起業するなら、自分の資産内でうまく収め、借金しないように無理なく進めましょう。

編集部 T
編集部 T
起業を考えている方は、成功例よりも失敗例をよく研究しましょう

【実際の声】定年前にやっておきたかったこと

ここでは、実際に定年を迎えた60代、70代の方が語る「定年前にやっておきたかったこと」をご紹介します。これから定年を迎える方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント

  • 貯蓄は1円でも多くしておくこと。若いときは辛抱できても、老後にお金がないのはみじめになる。
  • 現役時代に無駄遣いせず、計画的にお金を使えばよかった。数百万は浪費したと思う。
  • 早いうちに住居を確保し、定年後の住居費をゼロにした方がいい。
  • 生涯続けられる趣味を見つけておけばよかった。
  • 病気は現役のうちに治しておき、身体を大事にする。医療費はあなどれない。
  • 男性は家事を身に付けておいた方がいい。
  • 人脈を構築しておけば老後の楽しみが増える。
  • 資格を持っていれば、定年なしで働けたかもしれない。
  • 年金のみでどの程度生活できるか計算しておいた方がいい。
  • やりたいことをリストアップして、実現のために準備しておくといい。

「黄金の15年」を楽しく過ごそう!

会社勤めの方は、遅かれ早かれ定年退職がやってきます。定年後は後悔しないように生活したいものです。

定年後の生活や健康状態が心配な方は、今のうちに準備を整えてください。何だかんだ言っても健康第一です。具合が悪ければ何もできません。

それと周りの方に、自分の過去の栄光や自慢話をするのもやめましょう。それはもう、あなた自身の進歩が止まった証拠。

少しでも進歩しつつ「黄金の15年」を楽しく過ごそうではありませんか。

    • この記事を書いた人
    編集部 T

    編集部 T

    定年後は「静かで平和に楽しく」がモットーです。