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「定年後から始めるeスポーツ」60代もゲームで脳を活性化

ここ最近シニア世代から注目を集め、メディアでもよく取り上げられているのが「eスポーツ」というゲームです。健康維持や認知症予防など体に良いとされていますが、定年後からでも始められるものなのか気になりますよね。
この記事では、eスポーツのメリットや注意点、また実際にeスポーツを楽しんでいるシニアのリアルな声などをご紹介します。

eスポーツの概要

黒いコンピューター キーボードの横にある黒いフラット スクリーン コンピューター モニターがオンになっています。

「eスポーツ」とは「エレクトロニック・スポーツ (electronic sports)」の略称です。概要について詳しく見ていきましょう。

コンピュータゲームをスポーツ競技として楽しむ

eスポーツはコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉えたものであり、個人もしくはチームとして対戦します。年齢や性別を問わず楽しめるのが魅力で、60歳以上のシニアプレイヤーも増加中です。

編集部 T
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スマホで手軽にプレイできるeスポーツも増えていますよ

ただし、スポーツとしての分類が適切かどうかは議論が繰り返されており、明確な定義は定まっていません。

従来のスポーツをしのぐ市場規模

世界のeスポーツ市場では、将来的にラグビーなどのスポーツよりも大きな利益が出ると見込まれています。日本国内では、2018~2019年頃からオンラインゲームの需要が伸びた背景もあり、eスポーツ市場は右肩上がりに上昇中です。また市場拡大にともない、ゲーム業界以外の大手企業も続々と参入しています。

参入した大手企業の例

  • ホンダ
  • コカ・コーラ
  • NTTドコモ
  • 日清食品
  • ロート製薬
  • 日本テレビ
  • ビームス
編集部 T
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競技人口増加や数多くの大会開催などを受け、オリンピック種目としての採用も検討されています

60歳以上限定のeスポーツ施設も

eスポーツに興味があるけど、若い世代の中には入っていきづらく感じる方もいるでしょう。そんな方も気軽に楽しめるよう、会員資格を60歳以上に限定している施設が開設されました。同世代が集まるため自分のペースでゲームを楽しめたり、専用スペースでコーヒーを飲みながら談笑できたりします。

60歳以上限定eスポーツ施設「ISR e-Sports」公式サイト

こちらの施設について参考動画をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

シニアがeスポーツを行うメリット

ソニー PS4 ゲーム コンソールで遊ぶ 2 人

eスポーツは若い世代だけが楽しむものではありません。シニア層にとってもさまざまなメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。

健康維持や認知症予防につながる

コンピュータゲームやテレビゲームは
「指を動かしながら思考する」
「視覚で物の動きを追いながら思考する」
という作業になるため、脳がほどよく刺激され認知症予防に効果的とされています。eスポーツを続けると、以下のような効果が期待できるでしょう。

eスポーツによる効果

  • 思考力が活性化する
  • 注意力や記憶力が向上する
  • 抑うつ症状を改善できる
  • 感情を抑制できる
  • 自動車の運転能力が安定する
編集部 T
編集部 T
健康を維持できれば、その後の医療費減少にもつながりますね

定年退職後の生活が充実する

定年退職後は、人との関わりが減ってしまいがち。eスポーツは、そんなシニアの方に日々の生活を充実させるきっかけになります。チームでプレイする機会も多いため、共通のゲームを共有して楽しむことも可能です。共有することで交流はどんどん広がっていきますよ。

高齢化が急速に進む秋田県では、平均年齢65歳以上の日本初シニアeスポーツプロチーム「マタギスナイパーズ」が活動しています。

マタギスナイパーズ公式サイト

こちらのチームについて参考動画をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

孫や子どもと一緒に遊べる

コンピュータゲームは誰でも気軽に遊べるため、孫や子どもなど幅広い世代で一緒に楽しめます。今はデジタル時代でゲーム好きな子どもが多く、eスポーツを通して孫との交流を深めるのも一つの方法ですね。

eスポーツを始める手順や注意点

黒いフラット スクリーン コンピューター モニターの近くの黒いオフィス ローリング チェア

eスポーツを新たに始めるのは、シニアでもそれほど難しくありません。ただし注意点もありますので、ここで確認しておきましょう。

準備と手順

eスポーツを行うには下記の3点が必要です。

最低限必要なもの

  • インターネット環境
  • ゲームデバイス(ゲーミングPC・家庭用ゲーム機・スマホのいずれか)
  • eスポーツゲーム(ダウンロード)

eスポーツはオンライン(インターネットに接続されている状態)での対戦が大半です。よって快適に楽しむためには、インターネット環境やゲームデバイスのスペックが重要です。
環境が整ったらゲームをダウンロードします。有料・無料やプラン内容などを参考に、好みのサイトからダウンロードしてください。

主なジャンルとそれぞれの特徴

eスポーツの代表的なジャンルと特徴について解説するので、自分に合ったものを探してみてください。

シューティング

武器を使って戦うゲームで、人気が高くタイトル数も豊富です。反射神経や思考力を必要とするため、プレイするほど脳を刺激してくれます。

パズル

パズルはシンプルでルールが分かりやすく、初心者に適しています。頭の回転力を要しますが毎日でも手軽に続けやすいので、脳トレにピッタリです。

対戦格闘

格闘技で相手を倒すのが目的で、国産の有名タイトルも数多く配信されています。反射神経に加え、状況に応じた判断力や正確な技術が要求されるでしょう。

スポーツ

野球・サッカーなど、実際のスポーツを題材にしたタイプです。戦略やチーム連携が重要なので、年齢差による有利不利は気にせず楽しめます。

その他のジャンル

  • デジタルカード
  • レーシング
  • シミュレーション
  • 音楽
  • ロールプレイング 等

プレイする上での注意点

ゲームを楽しむときは、1時間ごとに10~15分の休憩をとってください。画面を見続けると視力低下やドライアイを招いたり、同じ姿勢でいると腰痛や肩こりを引き起こしたりといった状況が懸念されます。eスポーツをより楽しんでいくためには、こまめな休憩が不可欠です。

実際にeスポーツをプレイしたシニアの声

茶色の木製の机の上の黒いフラット スクリーン コンピューター モニター

ここでは、実際にeスポーツを体験したシニアの声をご紹介します。これから始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

  • 座ったまま楽しめるので足が悪くても問題ない。
  • 定年退職後は1人の時間が多かったが、仲間と談笑する時間が増えた。
  • 思考力が養われ、周囲に気を配りながら車を運転するようになった。
  • パソコンも触ったことがなく不安だったものの、徐々に上達しもっと頻繁に来たくなった。
  • ボケる暇がないくらい熱中できる。
  • 孫とのコミュニケーションが増えた。
  • みんなとワイワイ楽しめ、シニアなりに熱くなれる。

eスポーツで日々の生活をより充実させよう!

近頃では、介護施設や医療施設でのリハビリにもeスポーツが導入されています。eスポーツの認知度が高くなれば、シニア世代向けの専用施設はさらに増加するでしょう。
健康を維持したり人とのつながりを作ったり、日々の生活をより充実させたい60歳以上の方は、この機会にeスポーツを始めてみてはいかがでしょうか。

    • この記事を書いた人
    編集部 T

    編集部 T

    定年後は「静かで平和に楽しく」がモットーです。