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「パソコン1台で2画面を使いたい」切り替えの設定方法は?

2022年2月7日

パソコン1台で動画を確認しながら作業したい。

もっと広々とした大画面で操作したい。

そんな時は、パソコン2画面で使えたら便利ですよね。

この記事では、デスクトップPCのディスプレイを2台に切り替える手順や、使用時の注意点について紹介します。

デスクトップPC1台で2画面に設定するのは難しい?

2画面の設定は未経験で、うまくできるか不安を抱く方も多いでしょう。

初心者にはハードルが高いのでしょうか?

2画面設定はそれほど難しくない

2画面であれば切り替え器は不要でほとんどの場合、パソコンとモニターをそのまま接続するだけです。

またセットアップもシンプルで、それほど手間がかかりません。

さらに、Windows 10では新機能が追加され、ウィンドウの配置や操作などの利便性がアップしています。

ちなみに、パソコン1台で3画面にしたい時はこれを使えばOK!

ディスプレイは慎重に選ぼう


 ノートPC内蔵ディスプレイとは違い、デスクトップPCは画面サイズの制限がありません。

そのため用途や設置スペースに応じて、ディスプレイの規格を柔軟に組み合わせられます。

ディスプレイは長期間使える周辺機器なので、生産性や消費電力などを熟慮し、妥協せずに選ぶのがおすすめ。

編集部 T
編集部 T
一般的にはディスプレイの方が、パソコン本体よりも寿命が長いと言われています

ディスプレイを2台使うための設定方法

ここでは、接続から各種設定までの流れを詳しく解説します。

接続端子と接続の手順

接続端子にはどんなタイプがあるのかを押さえておきましょう。

また、HDMI端子が1つしかない場合についても紹介します。

接続端子の種類

パソコンとディスプレイは、主に以下の端子で接続します。

  • HDMI:パソコン・家電・ゲーム機など幅広く使われている。最も手軽に利用できる端子
  • DisplayPort:HDMIよりも高品質。ただし環境や使い方によっては手間を要する。
  • DVI:型が古めのパソコンに搭載されている。解像度が異なる2種の端子あり。
  • D-sub(VGA):アナログ接続の端子。多くのデスクトップPCに搭載されている。

ケーブルを接続

端子を確認したら、パソコンの電源を切りディスプレイにケーブルを接続し、その後パソコンを起動させます。

画面に表示が出ない場合は、ディスプレイの電源や入力切替の設定などを確認してください。

また、パソコンの再起動によって改善するケースもあります。

HDMI端子が1つのみでも接続できる?

写真撮影:筆者

HDMI端子が1つのみでも、2つのディスプレイを使用して2画面にできます。

パソコンにHDMIが1つしかない場合は、HDMIからUSBに変換できるアダプタを用意しましょう。(USB3.0を推奨します)

「HDMI→USB変換アダプタ」

まず1台目のディスプレイは、通常通りパソコン側のHDMIに接続

2台目のディスプレイは、HDMIをUSBに変換するアダプタを使用してパソコン側のUSBに接続します。

変換アダプタを使い、ディスプレイのHDMIへ接続する手順は以下の通りです。

  1. 変換アダプタのみをパソコン側のUSB端子に接続(ディスプレイ側のHDMIは接続しない)
  2. 表示されたウインドウ内の「Windows~」をクリック
  3. インストール画面の指示に従い進める
  4. パソコン再起動
  5. ディスプレイ側のHDMIケーブルを変換アダプタに接続

また、逆に「パソコンだけにHDMI端子がありモニターにはない」というパターンもあるでしょう。

この場合も、専用の変換アダプタやケーブルで同じように接続できます。

ただし、モニター側の端子の種類(DisplayPort・DVI・VGA)によって必要なアイテムは異なるため、購入前にしっかり確認してください。

「DisplayPort用」

「DVI用」

「VGA用」

お好みの表示方法を選択

次にディスプレイのセットアップを行いましょう。

「タスクバーのアクションセンター→表示」もしくは「Windowsキー+P」のショートカットキーで表示メニューを呼び出します。

以下からお好みの表示方法を選択してください。

  • PC画面のみ/セカンドスクリーンのみ:1台目か2台目のどちらかの画面のみ表示
  • 複製:同じ画面を2台に表示
  • 拡張:2台を1つの画面として表示

各種カスタマイズ機能もチェック

monitor showing Java programming

画面がセットできたら、より細かな設定を行いましょう。

デスクトップで右クリックを行い「ディスプレイ設定」を選択すると、解像度やテキストのサイズ変更などあらゆる設定が可能です。

四角形の「1」「2」は2台のディスプレイの配置をそれぞれ示しています。

もし2台目のディスプレイ表示が確認できない場合は、「検出する」を選択してみてください。

タスクバーを設定すればより便利に

タスクバーのアイコン表示を自分好みに設定しておけば、より使い勝手が増します。

設定を変更するには、タスクバーで右クリックを行い「タスクバーの設定」を選択してください。

各画面で使用しているアイコンを個別表示したり、タスクバーのボタンを結合したりと活用できます。

2画面使用時の注意点

作業の効率化が期待できる2画面設定ですが、注意点も知っておきましょう。

スペースを圧迫

スペースに余裕がない状態でディスプレイをもう1台置くと、人によっては圧迫感を覚える可能性があります。

そのため新たなディスプレイを追加するときは、今のスペースに問題なく設置できるサイズかをよく確かめましょう。

場合によっては専用のミニデスクを用意したり、2台目はサイズを落としたりなどの工夫が必要です。

画面が見づらくなる

girl using desktop computer in room

2台目のディスプレイを遠めの場所に置いた場合、画面をやや斜めから見る状況が多くなるでしょう。

この時、モデルによっては画面の色に違和感を感じたり、見づらくなったりが考えられます。

液晶方式によって仕様は異なりますが、やや高額のIPSパネルであれば、どの角度からでも快適に見渡せて便利です。

容量の不足

ディスプレイを追加すると、その分パソコンからディスプレイへ映し出す情報が多くなります。

Webページを表示するだけならまだしも、動画や音楽の編集作業などを行うと容量不足の恐れが。

実際に稼働してみて動作が遅い・重いなどの症状が現れたら、メモリーの増設を検討する必要があるでしょう。

サブディスプレイはテレビでも代用可能

パソコン用ディスプレイをもう1台準備しなくても、普段使っているテレビをサブディスプレイに代用できます。

現在使われているテレビの多くは、HDMIケーブルを使えばパソコンとの接続が可能です。

HDMI端子が付いていないテレビに映したい場合は、変換器を用意すればパソコンとつながります。

ノートPCならHDMIケーブル1本でOK!

ノートPCでしたらHDMIケーブルが1本あれば、手軽に2画面を実現できます。

少しでも快適な環境で作業できるよう、細かな設定もぜひ工夫してみてください。

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こんの

こんの

「◆提携ライター」 都内在住のフリーライター。趣味は映画・料理・美術・ジョギング。動物や自然が大好き。脱サラし現在はWebライター+配達業をやってます。ミニマリストな生き方を目指して奮闘中。