場所や時間に縛られることなく稼げるWebライターは、副業として始める方も急増しています。自分もやってみたいけど、Webライターをしている方がどんな一日を送っているのか、副業として両立できるのか気になりますよね。
この記事では、Webライターの一日の流れや執筆時間の確保について、現役ライターである筆者の経験談もあわせながら解説します。
Webライターの一日のスケジュール【パターン別に紹介】
それではさっそく、Webライターがどんな一日を過ごしているのか見ていきましょう。ここでは、下記3パターンでそれぞれのスケジュール例を紹介します。
①フルタイム勤務+副業Webライター
②主婦(3歳の子供あり)+副業Webライター
③専業Webライター
①フルタイム勤務+副業Webライター
6:30 起床
7:00 メールチェック
クライアントから急ぎ対応の連絡が来ていないか、確認してから出社。
9:00 出社
12:00 昼食
19:00 帰宅
20:00 執筆
残業が長引いた場合、なるべく頭を使わなくてもいい作業をする。
22:30 自由時間
24:00 就寝
基本的には、帰宅してからの2~3時間を執筆にあてています。翌日の本業に支障が出ないよう、遅い時間までは作業しません。残業で帰りが遅くなったときは、翌朝の出勤前に少し執筆することも。
②主婦(3歳の子供あり)+副業Webライター
6:00 起床
6:30 夫の弁当作り、朝食作り、朝食、子供の保育園準備等
7:30 メールチェック
8:30 洗濯、掃除
12:00 昼食、休憩
13:30 執筆
食後にまとまった時間が取れない場合は、資格等の勉強を進める。
17:30 夕食準備
18:30 夕食、お風呂、家事、子供と遊ぶ、寝かしつけ
22:00 自由時間(残った仕事やブログなどあれば執筆)
休日の夜は執筆をせず、夫婦の時間を過ごす。
24:00 就寝
1日の執筆は5~6時間ほどで、夕食準備が始まったら終了です。夜は子供が寝静まってからでないと、作業時間がなかなか取れません。土日は家に子供がいたり、家事等が中心になったりするため、執筆は平日がメインです。
③専業Webライター
6:30 起床、執筆
起床直後は頭がクリアになっていて集中しやすいので、パジャマ姿のまま執筆。
8:00 朝食、新聞・ニュースをチェック、散歩
9:00 メールチェック
9:30 執筆
緊張感を保ちながら執筆したいときは、人がいる場所へ移動する。
12:00 昼食、散歩
13:00 執筆
18:00 業務終了
19:00 夕食、ブログや趣味
23:00 就寝
なるべく休みたいので、執筆が早く終わればそのまま自由時間です。通勤がない分、合間に散歩を取り入れ適度に体を動かしています。日によってはカフェやコワーキングスペースへ移動して執筆し、気分転換を図っています。
副業Webライターはどうやって執筆時間を確保している?
どうしても作業時間が限られてしまうのが副業Webライター。では、実際にどうやって必要な時間を確保しているのでしょうか。フルタイム勤務のケースと主婦のケースをそれぞれ見てみましょう。
フルタイム勤務
作業に活用する時間
- 起床直後
- 移動時間
- 通勤の電車内
- 昼休み
執筆作業の手段はパソコンだけではありません。スマホやタブレットでもリサーチはできますし、執筆でよく使われるツール「Googleドキュメント」での下書きも進められます。また音声入力機能を活用し、移動中に電話で話しているふりをしながら文字を入力、といった方法も便利です。
主婦
作業に活用する時間
- 家族が起きる前の早朝
- 子供が昼寝している間
- 子供のお迎えの待ち時間
- 家族が寝静まったあと
主婦の場合は家事や育児をこなしつつ、すき間時間をうまく利用しているようです。中には、執筆時間確保のために掃除ロボットを導入したり、日用品の買い物は土日に済ませておいたりしている方もいます。納期が迫っていて忙しいときは、夫に家事を協力してもらいながら執筆を進めているケースも。
個別での工夫も必要
本格的に副業としてWebライターをやっていくなら、個人ごとに工夫して時間をつくるのも重要です。時間確保のために必要な方法を紹介するので、ぜひご自身の環境を見直してみてください。
注意ポイント
- スマホに触れる時間を減らす(SNS・動画の閲覧、ゲーム等)
- 食事、風呂などの時間を短縮する
- 食事の時間以外はテレビを観ない
- 趣味を減らす
- 知人との連絡や外出を控える
Webライターの魅力や将来性について【現役ライターの声あり】
Webライターをやってみたいけど、未経験や収入面など不安を感じているも多いのではないでしょうか? ここでは、Webライターの価値や将来性について、現役ライターである筆者の経験談も交えながら解説します。
場所や時間を選ばず作業できる
Webライターはパソコンさえあれば、自宅はもちろん外出先でも作業できます。Wi-Fiなどのネット環境が整っていれば、新幹線の車内や旅行先などでも執筆できるでしょう。
また案件にもよりますが、完全在宅で働けるのは主婦にとって大きな魅力です。なぜなら、育児や家事が忙しいときは仕事を抑え、余裕があるときはガッツリ稼ぐ! といった柔軟な働き方が可能だからです。
頑張るほど収入が上がる
Webライターは記事を書けば書くほど収入が多くなり、また実力次第で単価アップにもつながります。さらに、早く執筆できれば時給換算した場合の金額も高くなるなど、自分が頑張った分だけ報酬に反映されるのが特徴です。ただし、執筆経験が少ない中で得られる案件は、非常に低単価であるケースも少なくありません。
自分の経験が誰かの役に立つ
自分が今まで身につけた知識はもちろん、家事・育児など日常の中で積み重ねた経験なども、これから始める人にとっては有益な情報になります。一般的には、専門性が高くなるほど待遇が好条件になるので、特定の分野に詳しい方は活躍の場面が広がるでしょう。
執筆以外のスキルが身につく
案件によっては取材・撮影・画像編集なども手掛けるため、自然に執筆以外のスキルが身につきます。これらのスキルと、ライターとして培った文章力や業界知識を生かせば、他の仕事へのステップアップも可能です。
Webライターは自己管理能力が必要不可欠
Webライターは基本的に1人での作業になるため、自己管理能力が求められます。ずっと作業していると孤独感が強くなるため、適度なリフレッシュも必要です。
不安な方はSNSを活用すれば、同じ境遇の仲間がたくさん見つかります。さらに有益な情報も得られるでしょう。これからWebライターを目指したい方は、ぜひ効率のよいスタイルを考えてみてください。