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「定年退職後の移住」メリットと人気の移住先を紹介します

2022年10月1日

定年退職後は地方へ移住して、のんびりとセカンドライフを過ごしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか? しかし、定年前後の年齢にもなると若い世代のように容易ではないため、移住先の決定は慎重を要するのと綿密な計画が必要です。

この記事では、定年退職後に移住するメリットや注意点及び、移住先の決め方と人気の移住先も紹介します。

移住のメリットと注意点

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移住には、どのようなメリットがあり、どんな難点があるのでしょうか。ここでは、移住のメリットと注意点をそれぞれ解説しますので、ぜひ参考にしてください。

移住のメリット:豊かな自然に囲まれ心身ともに充実する

山や海など自然を身近に感じながら暮らせる点が、地方移住ならではの大きな魅力。自然環境にはストレス軽減やリラックス効果があると判明しているので、心身を整えながら老後の生活が送れます。また、都会に比べ高層ビルや街灯が少ないため、より綺麗な夕日や星空が堪能できるでしょう。

注意ポイント

地域によっては、気候や気温の変化が大きいので要注意です。例えば、夏は涼しくても冬場は雪かき作業を強いられたり、河川や山間部の近くでは災害による影響を受けやすかったりなどが挙げられます。

移住のメリット:家賃が安く済む

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地方は都心部に比べ、家賃相場や不動産購入費用が低額ですので、コストを削減しつつ快適な住居環境が得られます。また自治体によっては、高齢者の地方移住に関する支援制度を設けているところも。支援の条件を満たせば、家賃が通常よりも割安になるなどの特典が受けられます。

注意ポイント

地方では商品の輸送費がかかる分、都心部より物価が高くなる場合もあります。さらには、地方での移動手段は車がメインになるため、ガソリン代や車の維持費も考慮した方が良いでしょう。

移住のメリット:交友関係の広がりが期待できる

「誰とも交流のない老後生活は送りたくない」「老後は人付き合いを大事にしながら明るく過ごしたい」とお考えの方には、地方移住が適しています。なぜなら、地方は都心部よりも地域交流が盛んな傾向にあり、交友関係を深めやすい文化があるからです。なかには、週末ごとに行事やさまざまなイベントを開催している地域もありますよ。

注意ポイント

夫婦か単身かで適した移住先は異なります。夫婦の場合は、お互いの目的や価値観を共有しておかないと、あとで亀裂が生じる可能性も。

移住SNS

定年退職後の移住先はどうやって決める?

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定年退職後に移住先を考える場合は、地域の魅力だけで決めるのではなく、健康面にも気を配る必要があります。どのような点に注意して移住先を検討すればいいのか、具体的に見ていきましょう。

50代以上に人気の「二地域居住」とは?

二地域居住とは、現在の住まいを残したまま、地方などにも生活拠点を構え二か所を行き来する暮らし方です。生活環境が変わりすぎず、都会と地方のいいとこ取りができるため、50~60代に関心の高い移住方法となっています。二地域居住は目的によって、主に下記の3パターンに分けられます。

①週末移住

週末やまとまった連休期間のみ地方に移住するスタイルです。平日はなじみの店やかかりつけの病院などへ行き、週末になったら地方での暮らしを満喫します。

②季節移住

夏場は避暑地、冬場は南国など、季節に合わせ快適に過ごせる地域へ移住する方法です。季節移住をうまく活用すれば、年間を通して心地よい生活が送れるでしょう。

③趣味のための移住

陶芸・ガーデニング・スポーツ観戦など、趣味のための場所として地方に生活拠点を持ちます。仕事に縛られない定年退職後は、好きな趣味のために環境を作るのも選択肢のひとつです。

こんの
こんの
二地域居住なら生活環境がそこまで変化しないので、子供や孫にも気軽に会いに行けますね。

移住先は安易に決めない

移住先を決定する前に、必ず現地に足を運び何日か滞在しましょう。インターネットや本の情報で候補地に魅力を感じていても、実際に行ってみないと分からない点も多いです。

また定年退職後の居住地は、医療面も考慮して決める必要があります。残念ながら、人口が少ない地域ほど医療機関の不足は免れません。特に持病をお持ちの方は、適切な医療機関や施設が近くにあるか、バスやタクシーなどの移動手段が十分であるかどうかなども事前に調べておきましょう。

候補地を絞り込むときのポイント

  • 移住目的に合った場所である
  • スーパー、ドラッグストア、コンビニ、病院へ行きやすい
  • 過ごしにくい季節や災害によるリスクはないか
  • 地域の風習や文化に抵抗なく入れるか

田舎より地方都市が適している場合も

田舎ではどこへ行くにも車が必要になるので、定年退職後に移住して生活していけるのか不安になりますよね。そんな方には、電車やバスなどが利用でき、都心部への交通アクセスも良い地方都市(県庁所在地もしくは七大都市圏以外の都市)への移住がおすすめです。利便性のバランスに優れているため、年齢を重ねても車無しで快適に暮らしていけます。

移住先として人気が高い3県

ここでは、移住先として人気が高いところを紹介します。なお、地方移住に関する移住支援制度の内容は自治体によって異なるので、よくご確認ください。

出典:大分県ホームページ 2022年版 移住したい都道府県ランキング等について

①長野県

昼間の写真の灰色の電車のレール

雄大な山々が連なり、自然豊かな観光地として人気の長野県。家賃や住宅購入費が都心部の半分程度で済み、持ち家を購入しやすいのも魅力です。また有名な温泉が多かったり、新鮮な野菜や果物が安く手に入ったりと、老後の生活を充実させる要素が充実しています。

動画「信州に移住しちゃいました。」を紹介します。

②静岡県

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静岡県は全般的に温暖な気候(一部山岳地帯を除く)で、年間を通して過ごしやすい住環境です。海・山・湖などの環境が身近にあり、さまざまな自然に触れられるのも人気のひとつ。田舎でも大都会でもない程よい地域なので、地方暮らしをしたいけど便利な生活も維持したいという方に適しています。

動画「静岡が人気のワケは?」を紹介します。

③山梨県

山梨県は南アルプスや富士山などの山々に囲まれ、広大な景色や大自然が満喫できるエリアです。盆地では降水量が少なく、また日照時間が長かったり風が弱かったりなど、シニア世代が生活しやすいのも特徴的。都心までのアクセスのよさから、二地域移住を検討している方にもおすすめです。

動画「山梨県北杜市はなぜ2拠点/移住者から支持されるのか」を紹介します。

現地で移住者の声を聞くのも良し

定年退職後の地方移住は、今までとはまったく異なる新たな暮らしをスタートさせるいい機会です。最近では移住のスタイルが多様化しており、あらゆる選択肢が用意されているため、事前の十分な調査が重要になってきます。

実際に現地で移住者の声を聞くのもひとつの手段です。ぜひ自分のイメージやライフスタイルに合った移住先を探してみてください。

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こんの

こんの

「◆提携ライター」 都内在住のフリーライター。趣味は映画・料理・美術・ジョギング。動物や自然が大好き。脱サラし現在はWebライター+配達業をやってます。ミニマリストな生き方を目指して奮闘中。