60歳から携帯代が安くなると言われている、auのスマホスタートプラン60。お得なプランが用意されている一方で「mineoの方が安く済むのでは?」との声も見受けられます。
実際のところはどうなのか、それぞれの料金目安やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
auのスマホスタートプラン60とは?
ここでは、スマホスタートプラン60のサービス内容や料金プランを解説します。メリット・デメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
概要
スマホスタートプラン60は、60歳以上でケータイ(ガラケー)からスマホへ切り替える方が対象です。このプランには以下の4点が含まれます。
ポイント
- ピタットプラン 4G LTE(s)
- 通話定額2
- ケータイ→auスマホスタート割
- 新カケホ割60(対象機種あり)
「auケータイ(4G LTE)からの機種変更」または「他社ケータイからの乗り換え」のいずれかを行った場合、翌月からピタットプラン 4G LTE(s)が利用できる仕組みです。
例えば、~1Gで「ピタットプラン 4G LTE(s)+通話定額2」のプランを適用した場合、月々の基本使用料が5,445円(税込)→1,078円(税込)と割引になり、さらに国内通話がずっと0円になります。
料金プラン
「ピタットプラン 4G LTE(s)+通話定額2」を適用した場合の、月々の料金目安は以下の通りです。
(税込/月)
データ容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~5GB | 5GB超~20GB |
1年目の月々の支払額 | 1,078円 | 2,178円 | 2,728円 | 3,828円 | 4,928円 |
2年目以降の月々の支払額 | 2,178円 | 3,278円 | 3,828円 | 4,928円 | 6,028円 |
内訳 | |||||
利用料金 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 | 7,865円 |
通話定額2 | 1,980円 | ||||
auスマートバリュー | ー | -550円(翌月から永年) | |||
au PAY カードお支払い割 | 永年 -187円 | ||||
ケータイ→auスマホスタート割 |
翌月から1年間 -3,080円 (2年目以降永年 -1,980円) |
||||
新カケホ割60 | -1,100円 |
多くのデータ容量が必要な場合もそうでない場合も、基本料金に比べ大幅な割引が受けられます。auでスマホデビューを考えている方には、とてもリーズナブルな内容と言えるでしょう。
メリット
ポイント
- 1年目は毎月4,367円分がお得になる。
- データ通信はあまり使わず、通話をよく利用する人には価値が高い。
- 機種にこだわりがなければ、より割引が受けられる。
デメリット
ポイント
- 1GBの場合、1年目の支払額は1,078円だが、2年目以降は2,178円と2倍ほどになる。
- オンラインでの手続きができず、店頭でしか申し込めない。
- 高齢者にはプラン内容が理解しにくい。
mineoにした方がお買い得?
「auの割引プランよりもお得になるのでは?」と注目されているmineo。一体どのような料金サービスを展開しているのか、またメリット・デメリットについても解説します。
mineoとは
スマホそのまま安くなるmineo!月額基本料金1,298円(税込)〜
mineo(マイネオ)は、格安SIMプランにおいて高い満足度を得ているデータ通信サービスです。余分な通信料をユーザー同士でシェアできる「フリータンク」や、余ったパケットを家族や友達と分け合える「パケットギフト」など、他にはない独自のサービスを提供しています。
au・ドコモ・ソフトバンク回線に対応しているため、手持ちのスマホをそのまま使えるのも特徴です。また、使っている電話番号はそのままで他社から乗り換えられます。
格安SIMは何がお得なの?
格安SIMを提供している会社は、大手携帯電話会社の設備を借りてサービスを実施しています。そのため、大手よりもコストを抑えた格安料金での契約が可能なのです。
現在お使いのスマホで格安SIMを利用するには、SIMロックを解除する必要があるので注意してください。また格安SIMの契約時に、スマホをセットで購入する方法もあります。
mineoの料金プラン
(税込/月)
データ容量 | シングルタイプ
(データ通信のみ) |
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信) |
1GB | 880円 | 1,298円 |
5GB | 1,265円 | 1,518円 |
10GB | 1,705円 | 1,958円 |
20GB | 1,925円 | 2,178円 |
※au・ドコモ・ソフトバンクのどれを選んでも料金は同じです
シングルタイプはもちろんデュアルタイプを見ても、auのスマホスタートプラン60よりもかなりのお手頃価格です。また、auの2年目以降の料金と比較した場合、大容量プランは非常にお得と言えるでしょう。
メリット
ポイント
- 料金の値上がりがないため、月々に使うデータ容量でプランを決めやすい。
- ユニークかつ利便性が高い、さまざまな追加オプションを利用できる。
- 高齢者にもプランの内容が分かりやすい。
デメリット
ポイント
- 利用サイトや一部時間帯によっては、通信速度が低下しやすい。
- 初期費用(契約事務手数料:税込3,300円、SIMカード発行料:税込440円/枚)が発生する。
- 全国の店舗数が少ないので、直接サポートを受けたい場合は支障をきたす可能性がある。(au:約8,000店舗、mineo:約200店舗)※2022年5月時点
実際にmineoの料金って月にいくらぐらい?
撮影:運営者hope
上記の明細は、2022年5月分の請求内訳書になります。
私の場合、iPhoneのau回線で1Gコースの契約です。
-55円は、妻もmineoを使っていますので家族割引分になります。
パケット放題Plus利用料は、節約スイッチONにすると最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になるサービス。
Web閲覧もYouTube動画もバッチリで、まったく問題ないです。
電話は、LINE電話を使っていますので、ほとんど通話料金はかかりません。
ほぼ毎月1,630円前後の利用料金です。
mineoの前は、auを使っていましたが、毎月7,000円~8,000円は電話代にかかっていました。
毎月6,000円も違うと大きいですよね。
これはもう乗り換えない理由が見つかりません。
mineoは、60代の方にも超おすすめです。
mineoのお申し込みは、こちらからどうぞ!
お手持ちのau、ドコモ、ソフトバンク端末がそのまま使えて安くなる
実際どのくらいデータ量を使用してるの?
撮影:運営者hope
8MBしか使っていません。
これは、つながりにくい場所で節約スイッチをOFFにしたのでその分だけ減っています。
あとは、家では家庭内WiFiを使っていますし、外ではデータ使い放題ですから減ることはありません。
残容量の8,439MBは、約8GBという意味です。
お手持ちのau、ドコモ、ソフトバンク端末がそのまま使えて安くなる
実質無料も?お得なキャンペーンをチェックしよう
携帯代を少しでも安くしたいなら、お得なキャンペーンを実施中であるかどうかチェックしておきましょう。
キャンペーンの主な種類
スマホ購入・買い替え時におけるキャンペーンの例は、以下の通りです。
メモ
- キャッシュバック
- 月額基本料金割引
- 対象端末とのセット購入で本体価格割引
- 初期費用等無料
- データ容量増量
キャッシュバックは、数千円~数万円分を現金やポイントとして還元してくれるサービスです。中には高額な現金でのキャッシュバックもあり、新品のスマホを実質無料で買い替えられる可能性も!
格安SIMの場合、スマホ端末もセットで購入手続きを行うと、端末の販売価格を1~2万円ほど割引してくれるキャンペーンがあります。ただし、対象端末に新型が含まれるケースは少なく、型落ちや旧型のモデルがほとんどです。
キャンペーン活用時の注意点
キャンペーンは、あらゆる適用条件(契約期間・特定プランの契約・指定オプション加入等)を定めているものが大半です。特にキャッシュバックキャンペーンは、適用の難易度が高めの傾向にあります。
また、対象期間についても要注意! 1年単位で継続されるものもあれば、2~3ヶ月で割引終了となるパターンもあります。もし気になるキャンペーンがあったら、早めに手続きを済ませるといいでしょう。
2月~4月の申し込みがおすすめ
2~4月は新生活スタート前の時期とあって、各種キャンペーンが最も充実する期間です。キャッシュバックやセット割引の価格が高くなりやすいので、よりお得に買い替えられる可能性があります。
また、2~4月ほどではありませんが年末年始も狙い目です。新年を迎えるにあたりスマホ買い替えを検討する人が増えるため、需要に合わせてキャンペーンも活発になります。
利用状況に合わせて最適なプランを
auのスマホスタートプラン60もmineoも、それぞれにお得なポイントがあります。とにかく通話を頻繁に使いたい、動画・アプリのためデータ容量を重視したいなど、利用状況に合わせて最適なプランを選びましょう。